※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

中国ライフ

中国で使うプリペイドSIMの決定版。実際に使ったおすすめ品のレビュー・設定方法をまとめます

2020年4月10日

中国に旅行するなら、通信手段を自分で準備しておかないといけません。中国のフリーWiFiはショートメールで認証して使う方式がほとんど。なので、基本的に中国の電話番号を持ってる人じゃないと使えないんです。

SIMフリーの端末を持っているなら、プリペイドSIMを持っておくのが一番おススメです。

▲この記事では、ぼくが買ったこのSIMカードのレビュー・使い方についてまとめます。このプリペイドSIMは通信も安定していて、値段も900円程度に抑えることができました。

結論から言うと、中国で使うプリペイドSIMはこれを買っておけば間違いありません!
Jinzo

ぼくがSIMカードを買う時にも随分調べましたが、みーんなこのSIM使ってるんですもん。で、みんな無難に使えてる。自分も例に漏れず、無難に使えました。

ざらし
でも、中国にもプリペイドSIMって売ってそうよね?現地購入してもいいんじゃない?
そこなのよ。日本で事前にSIMカードを準備しとくのには、ちゃんと理由があるんです。
Jinzo

スポンサーリンク

中国に入ってからSIMカードを買うのは難しい!日本でプリペイドを買っておこう

中国現地でプリペイドSIMカード買うのは難易度高め

中国に着いてからでも、プリペイドSIMカードは買えます。でも、難易度は高め。

  • ショップの場所をどうやって調べる?
  • 店員さんと中国語で会話できる?

この辺がけっこう大きいハードルになります。

▲ぼくの家の近所にある携帯ショップ。プリペイドSIMはこういった場所で買えるっちゃ買える。

 

これは、ぼくが中国に引っ越した日の体験談ですが…
Jinzo

中国に着いたらすべてが新しい環境で、注意すべきことがいっぱいあります。トランクを忘れちゃわないか、スリや置き引きに遭わないか、サイフを落とさないか…など。

そんな時に「中国語でSIMカードを買う」なんていう大きなタスクを入れちゃうと、かなりしんどい。余裕ゼロになっちゃう。少しでもストレスを減らすため、日本で準備できるものは準備しましょう。

中国でプリペイドSIMを買うのは、ほかにも大きな問題があります。

 

中国で買ったSIMカードは通信規制が掛かる

中国では「グレートファイヤーウォール(金盾)」という通信規制が敷かれています。この規制のせいで、いろんなアプリやサイトが使えなくなります。例えば

  • LINE
  • Twitter
  • Instagram
  • Googleのすべての機能
  • Yahoo!のすべての機能

など。基本的に、中国外の情報を仕入れられるものはほぼ規制されます。

ざらし
つ、Twitter…(´;ω;`)ブワッ

でも、日本でSIMカードを買っておけば大丈夫。

▲冒頭でも紹介しましたが、ぼくが買ったのはこのSIMカード。「チャイナユニコム」という、世界三位のユーザー数を誇る会社の電波を使っています。信頼が置けます。

単純にAmazonやネット上で人気だったから選びましたが、ちゃんと快適に通信出来ました。

香港を経由して通信する仕組みになっているので、規制は全く掛かりません。もちろん、後でお金が請求されることもありません。

ざらし
でも、設定とかすぐできるの?ややこしくない?
大丈夫よ。ちゃんと説明書も付いてるしカンタンやったで!
Jinzo

ここからは、このSIMカードの使い方とか感想をまとめていきますね。

 

わたしのおすすめ。Amazonで買った、中国用プリペイドSIMレビュー

通信規制の影響は全く受けない

「通信規制の影響がない」って言っても、中国の中にいるんだしちょっとぐらいは影響あるんじゃ…?
Jinzo

と内心思っていましたが、これが全くありません。やるじゃんね。

ざらし
ッシャァ!Twitterし放題やでッシャア!
きみはもうちょっと自制しなさい
Jinzo

 

通信速度も普通。短期使用なら全く問題なし

画像データが多くて動作がモッサリしがちなGoogleマップなど使ってみましたが、全然問題なく通信出来ました。

ただ、ちょっと注意が必要。このSIMカードの情報を調べていると「『通信量無制限』って書いてるけど、使いすぎると制限がかかる」っていう情報を見つけました。えっなんか日本語おかしくない?大丈夫?

なんだかなあ…と思ってAmazonの製品ページを見ると、ちょっと有力かな?という情報が。

チャイナユニコムのプリペイドSIMのおかしな説明書き

▲「通信量無制限」を選択したはずなのに、上には5GBの文字が?あれれー?おかしいぞー!?

つまりは…「通信量無制限」って書いてるのは、5GBだと思っておいたらいいのか。そうしよう。

初っ端から中国の洗礼やなこれは。
Jinzo

たくさん通信する予定があるなら、複数枚セットを買っておいてもいいですね。

 

中国プリペイドSIMの設定方法

中国に引っ越す日。現地について即使いたかったので、出発前の関空で設定を終わらせておくことに。落ち着いた環境で設定したければ、日本で出発前にやっておくのはおススメです。

日本の空港内はだいたいWi-Fiが飛んでるから、中国SIMが挿さってても問題ないですし。
Jinzo

 

SIMカードの挿し方

SIMトレーを開けるピンを用意しておきましょう

このSIMカードには、SIMトレーを開けるためのピンが入っていませんでした。

▲こういうやつです。忘れずに持っておきましょう!

 

▲袋を開けたところです。ちゃんと日本語の説明書が付いてるので、この通りにすれば問題ありません。

 

▲まずはSIMカードを外します。できるだけ金属面を触らないようにしましょう。

 

▲右側が、さっきのSIMカードを外した写真。デカすぎて、SIMトレー(iPhone7)に全然入らないですよね。どーすんのこれ。

 

▲でも大丈夫。このSIMカードは中に切り込みが入っていて、全サイズに対応しています。iPhoneの場合は一番小さいサイズでピッタリ入ります。

 

電話側の設定方法(iPhone)

▲まずは「設定」を開きます。

 

▲次に、「モバイル通信」を開きましょう。

 

▲まずは、いちばん上の「モバイルデータ通信」をオンにしましょう。

それができたら、次は「通信のオプション」をタップします。

 

「4Gをオンにする」「データローミング」どちらもオンにしましょう。

これでおしまい…のはずなんですが、ぼくの場合は中国に入っても通信が使えず。原因は「APN設定」にありました。

 

中国SIMカードが通信できない時にやったこと

▲まずは「設定」を開きます。

 

▲「一般」を開きましょう。

 

▲この「プロファイル」を開きましょう。案の定、ぼくの場合は日本で使っていた「IIJ」というSIMカードの設定になってました。これを今から使うSIMカードのものに書き換えないといけません。

 

▲「プロファイルを削除」をタップします。

また同じSIMカードを使う方も、プロファイルを削除しちゃってOKです

ここで一度プロファイルを削除してしまいますが、日本帰国後に同じSIMカードを使う場合は再設定が必要になります。

「○○(SIMカードの会社名) APN設定」と検索すれば、大抵の場合公式サイトで再設定プログラムをダウンロードできます。ご安心ください。

 

これでもまだ調子が悪ければ、いったん電話を再起動しましょう。

それでもダメなら、APN設定の手打ちをする必要があります。Apple公式サイトを見ると

通信事業者が認めている場合、以下のいずれかの画面で APN 設定を表示できます。

  • 「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「Cellular Network」
  • 「設定」>「モバイルデータ通信」>「通信のオプション」>「モバイルデータ通信ネットワーク」

(Apple公式サイトより引用)

となっているので、この方法でAPN設定を開きます。

▲開けたら、「モバイルデータ通信」各項目に、説明書に書いてある通り入力していきます。

  • (名前:unicom)
  • APN:3gnet
  • ユーザー名:空白
  • パスワード:空白
  • (認証方式:CHAP)

カッコで囲んだところは項目がないので、無視してOK。わたしもこれで使えました。よかった。

 

中国プリペイドSIMの注意点。使い方を誤ると使えません

注意点1:SIMトレーを開けるピンは自分で用意しましょう

SIMカードのトレーを開ける、こういうピン。

ぼくがこのSIMカードを買ったとき、このピンは付いてませんでした。

必ず持参していきましょう!ないと詰むよ!
Jinzo

 

注意点2:SIMフリー端末じゃないと使えません

docomoとかauとか、キャリア制限のある端末ではこのSIMカードは使えません。ご注意ください!

ざらし
じゃあ、携帯ショップに行ってSIMフリー化してもらおうっと。
いや、それもちょっと注意点なのよ。詳しくは次の項目で。
Jinzo

 

注意点3:キャリアで買ったスマホを「SIMフリー化」したものは、使えない可能性がある

わたしはAppleでSIMフリー端末を購入したので大丈夫でしたが、まれにキャリアでSIMフリーにしてもらったスマホはこのSIMカードに対応しない場合があります。理由は、日本のスマホと中国のスマホでは通信に使う周波数が異なるから。

ざらし
え!どうすりゃいいのさ?

注意点2と3に引っかかってしまった方は

  • 自分のキャリアの「国際ローミング」を利用する
  • 中国対応のWi-Fiルーターをレンタルする
  • 新しくSIMフリーのスマホを買う

のどれかを選べば、確実に中国で通信ができます。

中国に引っ越すつもりなら、「新しくSIMフリーのスマホを買う」しか選択肢がないですね。
Jinzo

 

まとめ

わたしの場合は、中国に引っ越してから電話会社と契約するまでの間「つなぎ」としてこのプリペイドSIMを利用しました。安定して使えたので、結果的に満足しています。

Wi-Fiレンタルなどと比べてだいぶ値段も安いので、費用を抑えたい人にもおすすめです。

中国でも快適に通信しましょう!
Jinzo

スポンサーリンク

おすすめ新着記事

Webライタ―が向いている人、いない人

Webライター

2022/4/1

【即金が必要ならやめとけ】Webライターに向いている人・向いてない人の特徴を経験談でまとめます

ざらしWebライターって誰でも始められるんでしょ?正直どうなん? うーん…「基本的には薄給」って感じやなあ。でも人によってはめっちゃいい仕事やと思う!Jinzo こんにちは、Jinzoと申します。Webライターとして2021年から本格的に仕事を始め、今がちょうど1年ぐらい。数えてみたら、1年間で75記事納品してました。すべて「ランサーズ」「クラウドワークス」経由のお仕事です。 自分が体験した「Webライターって実際どうなん?」という実情をシェアできればと思い、この記事を書き始めました。特にこれからWebラ ...

続きを読む

Gadget

2022/3/28

【大満足】マランツプロのUSBマイク、MPM2000Uを1年使用した正直レビュー

Zoomでの会議音質向上のため、USBマイクをずっと探していました。 テレワーク需要が高まったからか、Amazonなどでも大量のマイクが出回っています。色々見ていると・・・ レビューが良くても、聞いたことのないメーカー 有名ブランドのマイクだけど、ちょっと高い 上記のようなものばっかりで、めっちゃ迷いました。   迷った末に買ったのが、マランツプロのUSBマイク「MPM2000U」。当時の値段で9,173円と、自分の中ではけっこう奮発して買ったものです。 888M マランツプロ USBコンデンサ ...

続きを読む

Macの メリット・デメリット

PC

2021/4/27

乗り換えて1年。Macのメリット・デメリットを正直比較【Windowsが必要な時もある】

MacBook Airを購入して、約1年。基本的には、Mac最高ーーーーーー!!!という感じです。当初の予想通り外装・システム共に洗練されているし、処理速度も申し分ない。   ただ、ずっとWindowsユーザーだった私には不安もありました。Jinzo 「ホンマにWindowsナシでやっていけるんか…」と。 その不安は、たまーに的中する時もありました。妻のWindowsを借りた時も数回。   この記事では、Mac使いになるメリット・デメリットをまとめます。 わたし個人の結論は「Macはい ...

続きを読む

PC

2020/10/2

100均グッズでOK!デスク周りの配線を隠してすっきりさせた方法【ケーブルは天板の裏に】

デスク周りの配線が汚すぎる…Jinzo ゴチャア… ざらしうわあ… あまりにも配線が汚すぎるので、配線を隠してスッキリさせました。結果がこちら!   YEAHHHHH!!どうですかこのスッキリ具合!! これで足元のゴチャゴチャ配線ともおさらば。掃除もしやすくなり、部屋も心もスッキリ。   ▲配線は、机の天板の裏に隠しています。   ざらしでも、こうするのにもお金が掛かったでしょ? いいや!100均のグッズ3つしか使ってないよ!Jinzo 材料は、100均(セリア)で買った3 ...

続きを読む

カフェ・ザ・モーニングをおススメします

徳島生活

2020/8/10

【徳島市佐古町】カフェ・ザ・モーニング(THE MORNING)|おしゃれ・おいしい・ボリューミー!最高のcafe

ざらし徳島は田舎だけど、オシャレなカフェとかあるのん? (ナチュラルに徳島バカにしたなこいつ…)あるわーい!Jinzo こんにちは、Jinzo(Jinzo_studio)です。徳島にもオシャレなカフェはいろいろありますよ。 その一つが、徳島市・佐古町にある「CAFE THE MORNING(カフェ・ザ・モーニング)」。店内は若い女性客でいっぱいでした。 店内・外オシャレ ごはんめっちゃおいしい ご飯の量がボリューミー でもリーズナブル すばらしいカフェでした! この記事では、徳島の中でも特にすばらしいカフ ...

続きを読む

  • この記事を書いた人

Jinzo

徳島→中国・広東省に転勤したアラサー。現在は徳島に一時帰国中。 徳島暮らしを始めた人に向けて、徳島生活に役立つノウハウ・超ローカル情報を記事にしています。

-中国ライフ

© 2024 ジンゾースタジオ