日本から中国へ家電を持っていく時に、気にすべきは変圧器が必要かどうか。中国も日本と電圧が違うので、使うものによっては変圧器が必要です。
わたし達夫婦も変圧器が必要だったので、日本で買ったのを持っていきました。
▲これです。引っ越したばかりの中国で変圧器を探すのは疲れますので、日本で用意しておくことをおすすめします!
でも、人によっては変圧器が必要じゃない場合もあります。まずは変圧器が必要かどうかのチェックから始めますね。
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中国で変圧器がホントに必要か、チェックしましょう
日本の電圧は100V。中国の電圧は220V。中国のほうが電圧が高く、日本の電気製品を使うと壊れちゃいます!
この電圧のズレをなくすため、変圧器が必要です。
ただ、すべての家電に変圧器が必要なわけではありません!モノによっては、変圧器ナシでも対応できるものがあるんです。
なので、変圧器を買う前にチェックしておきましょう。例を挙げてみますね。
▲例えば、これはiPhoneの充電器。
めっちゃ小さいですが、ここに「input:100~240V」と書いてあります。つまり、この充電器は中国の220Vに挿して使えるということ。変圧器は不要です。
このパソコンのコンセントも、「input:100~240V」と書いてあります。変圧器は必要ありません。
これは、電気シェーバーのコンセント。「入力 AC100V」と書いてあるので、これは日本の電源にしか対応していません。変圧器が必要です。
このように、日本から持っていく電気製品のコンセントをチェックしていきましょう。で、もし変圧器が必要なら買わなくちゃいけません。
中国生活におすすめの変圧器。実際に買って使ってます
わたしが海外在住の友人の勧めで買った、Amazonで売られている変圧器。BESTEKというメーカーです。
▲この変圧器の利点は、差し込み口の多さ。コンセント3口+USB4口という布陣です。変圧器を使う家電がいっぱいある場合、これぐらい揃ってると便利ですよね。スマホやタブレットの充電も自由自在。
もちろん、動作には全く問題ありません。快適に使えて満足しています!
わたしが買った変圧器は販売終了していますが、同メーカーから後継機?が販売されています。
ちょっと気になったのは、Amazonレビューでもたびたび目にする冷却ファンの音。一応動画も撮ってみました。
Amazonのレビューで、わたしの持ってる変圧器(BESTEK、https://t.co/82f4dvbMFz)の冷却ファン音がうるさいと書いてあったので実際に撮ってみました。
最大限マイクに近づけたりしてみたけど、全然気にならないかな?という印象。 pic.twitter.com/0Qu4Ksvd5g— じんぞう@Jinzo-studio (@Jinzo_studio) November 4, 2019
うん、そんな気になるレベルじゃないかな。でもまあ、気になる方は寝る時にスイッチを切っておいたほうが良いかもしれません。
あと、冷却ファンが付いている=常時付けっぱなしにすると熱が発生します。使い終わったら電源をOFFにしたほうが良さそうですね。
この変圧器、ドライヤーやヘアアイロンなどの熱が出る家電には対応していません。こういった熱の出るものを使いたいなら、上記の変圧器とは別のものを準備しなくちゃいけません。次にまとめます。
【注意】中国で日本のドライヤーを使うなら、対応する変圧器が別に必要
ドライヤーやヘアアイロンなど、熱の出る家電は消費電力(「W」で表記する)が高いです。メーカーによっても違いますが、高いもので1,000~1,200Wぐらい。
で、さっきの変圧器の場合だと
▲Amazonの製品ページから引用
対応できる消費電力は250W。だいぶん足りてない。
自分のドライヤーが何W使うのか調べて、合う変圧器を探せば良いんですが…なにせ、面倒くさい。なので、「ドライヤー対応」と書かれている変圧器を買うのがいいですね。
▲「熱器具対応」と書かれています。でも、1000Wまでしか対応していません。自分のドライヤーが1000Wを超える場合は、使用できません。
どんなドライヤーにも対応する変圧器は、けっこう高いんです。そこでおすすめなのが、変圧機能が組み込まれたドライヤーを買っておくこと。
日本&中国、どちらも対応のドライヤーを買うのもいい方法
今使ってるドライヤーにこだわりは特になく、ただ「中国で買い物に行くのが不安」「日本で必要なものを揃えておきたい」などの理由の方は、日本と海外どちらも対応のドライヤーを買っておくことをおすすめします。
安心の日本メーカー。3,000円ほどで買えます。スイッチで国内用/海外用の切り替えができるので、これ一台あればどこでも対応できるスグレモノです。
中国で変圧器を使うために、変換プラグは必要なし
中国のコンセントは、こんなカタチになっています。
ズバリ、「なんでもOK」型。上に挙げたBESTEKの変圧器にも何種類か変換プラグが付いてましたが、一度も使っていません。
ただ、香港やマカオはプラグ形状が違います。旅行やトランジットなどで滞在する予定の方は、対応する変換プラグを持っておきましょう。
海外暮らしの長かった友人はコレを持ち歩いていました。南アフリカ以外、すべての国に対応しています。
まとめ
中国生活に変圧器は絶対必要…かというと、そうでもありません。「人による」ものですね。自分が持っていく電化製品をチェックしてみて下さいね。
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